小学生

基礎学力の定着

小1~小4までは、何よりも安定した学習習慣が大切です。そのためには、基礎的なことの反復練習はもとより、いわゆる「小学生」らしくはない疑問、好奇心についても、塾や家庭で話題にしながら、何を調べればよいのかなどちょっとした解決手段や方法を教えてあげるべきです。学校の勉強の枠内にとどめておいてはいけません。「小学生新聞」でも「学習漫画」でもお母さんが読んでいる本でも何でもよいのです。とにかく、文科省の画一的な指導要領にとらわれない知識欲を刺激してあげることが大切です。当教室での「算数」や「国語」は、生徒を型にはめないよう、素朴で高度な疑問にも、直截(ちょくせつ)に取り組んでいます。子育ての不安から、その時々の流行にどうしてもとびついてしまいがちですが、中途半端な頭脳開発や語学力は自己満足の域を出ず、かえってその後の学習を妨げることになります。子どもとのコミュニケーションなど身近なところにこそ能力開発の種が豊富にあるのです。

小5、小6は、将来の高校受験、大学受験の根幹をなす、とても重要な時期です。十分な国語力と数理的処理能力を身につけさせるため、日々のトレーニングが欠かせません。この時期に培った能力は、その後の勉強にとっての大きな財産となります。公立中高一貫校受検のための対策として、情報分析力、思考力、課題解決力、論述力を高めようということで、演習教材に取り組むことそれ自体はよいのですが、基礎力の定着がない上で、安易に学習を進めた場合、空回りに終わる結果ともなり、小学知識を身につける十分な機会を逃してしまう弊害をもたらします。

当教室では、このような点を踏まえて、適性検査対策を行う場合でも合否の結果にかかわらず、十分な学力を備えて中学に進めるよう意を配っています。また、小学英語についても、自己満足で終わらないように、受験英語としても実のあるものとなるように、文法中心の指導から始めています。

コンセプト

基本的な内容から発展的な内容まで総合的に学習することにより、非受験の実力養成から中学受験まで幅広く対応できるカリキュラムとなっています。

カリキュラムの例 小6算数

1.≪5年生の復習≫ 2.数と計算に関する問題 3.分数のかけ算
4.分数のわり算 5.分数のいろいろな計算 6.分数のかけ算とわり算のまとめ
7.分数の利用~割合 8.分数の利用のまとめ(1) 9.比
10.比のまとめ 11.対称図形 12.対称図形のまとめ
13.角と面積に関する問題 14.円とおうぎ形 15.円とおうぎ形のまとめ
16.拡大図と縮図  17.拡大図と縮図のまとめ 18.直方体と立方体に関する問題
19.角柱と円柱 20.角すいと円すい  21.体積と表面積のまとめ 
22.文字と式  23.文字と式のまとめ 24.速さ
25.速さのまとめ  26.分数の利用~速さ 27.分数の利用のまとめ(2)
28.比例 29.反比例 30.比例と反比例のまとめ
31.いろいろなグラフ 32.いろいろなグラフのまとめ 33.場合の数
34.場合の数のまとめ 35.いろいろな資料に関する問題 36.資料の調べ方
37.資料の調べ方のまとめ 38.量の単位 39.量の単位のまとめ
40.≪6年間のまとめ≫    

文章題

1.規則性や表を利用して 2.線を使って 3.文章題のまとめ(1)
4.そろえて 5.和や差の関係を考えて 6.文章題のまとめ(2)
7.数や計算に関する問題 8.文章題のまとめ(3) 9.割合・比に関する問題
10.文章題のまとめ(4) 11.速さに関する問題 12.文章題のまとめ(5)

実力テストについて

授業のカリキュラムと連動した「学力テスト」を実施します。これにより、学習した内容の定着度や弱点を把握し、さらに自分の学力の客観的な位置を全国規模で測ることができます。また、記述式のテストであるため、正しい答案の作成練習にもなります。

青陵中、二華中受検の場合には、「学力テスト」の他に「公中検模試」を実施します(全国で最大の母集団の中での公立中高一貫校受検専用の模試です)。

また、国語の授業の一環として、語彙力、文法力、漢字能力などを養成するため、「日本語検定」を行っています。

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弘文進学教室
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